女性として輝くために料理で自分を磨く

料理することが苦手で嫌いです。学生時代は栄養が偏らなければ味はどうでも良いと思っていました。その考えが揺らぎ、一生懸命働いて育ててくれた母を責めてはいけないと思いつつ、心の片隅で料理上手に仕込んでくれていたら…と思ってしまうようになったのは、大事な人ができたことがきっかけです。

料理で人をもてなす立場になって初めて、自分が女性としていかに劣っているかに気づかされ、情けない思いをしました。これでは申し訳ないと一念発起し、自分なりに頑張ってみました。

料理教室に通いたいのは山々でしたが、時間的にムリです。そこで料理の本を厳選して購入し、載っているレシピを作ることから始めました。料理のカンというものが皆無なため、調味料などは軽量スプーンでいちいち計り正確に再現することを心がけました。デートで美味しいお店に行くなど応援してもらいつつ、やがて手作りの夕食を供することもできるようになり、ついには卒業作品ともいえるおせち料理を完成するまでに成長しました。

苦手なことにあえて挑戦した経験は、すなわち料理で自分磨きをしたことにほかなりません。残念ながら今でも料理が得意とはいえませんが、自分がランクアップしたのは確かです。現在はお菓子作りに興味をもっています。今度はもっと楽しみながら自分磨きができればいいなと考えています。